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QWRCが7月、連続講座を開催します。

QWRC連続講座
LGBTの医療・福祉2 ―豊かなサバイバルを考えよう―
サバイバルとは、困難な状況を越えて生き抜くこと。
頑張ってきた自分を励まし、そして、変えられるものを変える勇気を。
 
日時:2011年7月16日(土)、17日(日)、18日(月・祝)
受付10時 10:30-12:30(講義)  13:30-15:30(ワーク)
*一日通しでの参加となります。
参加費:1日2000円 定員:60名
対象者:LGBTや多様な性を生きる人々、及びこのテーマに関心のある人
会場:HRCビル(大阪市港区波除4-1-37)4階第1研修室
JR大阪環状線「弁天町」駅北口より 徒歩8分
当日連絡先:080-3105-9149(QWRC携帯)
 
この講座は、LGBTが抱えている課題について、知識を得ると同時に工夫や知恵を出し合い、それにより、LGBT自身が自分の手によって自分を取り巻く環境を変えていけるチカラを得ることを目的としています。
2009年に当会では、医療・福祉に従事する人へ向けてのLGBT講座を行いました。2011年は、LGBTが自分らしく医療・福祉を利用するための講座を開催します。また、今回の講義とワークで出された意見を活かした、冊子の作成を予定しています。
 
7月16日(土)
●「回復〜〜DV・アディクションをめぐる対話〜〜」
講師:ステファン・ラルさん(DVサバイバー支援 いくの学園)
   倉田めばさん(大阪ダルク施設長、Freedom代表、神戸学院大学学際機構客員教授)
LGBTの関係性にもDVは存在し、それに苦しむLGBTがいます。また一方で、アディクション(依存症)を持って生き抜いているLGBTもいます。DVとアディクション、この二つに関わる二人の講師の対話、そこから生まれる「回復」の可能性を探ります。
 
7月17日(日)
●「私たちのセーフティーネット」
講師:谷口 伊三美さん(生活保護ケースワーカー養成講座代表)
   高橋 慎一さん (関西非正規等労働組合ユニオンぼちぼち)
社会から殆どないものにされているLGBTが、自分を守るために必要なものはなにか。
社会制度の活用方法から、制度以外の人とのつながり「ネットワーク」の可能性を考えます。
 
7月18日(月・祝)
●「医療機関でのカミングアウトの意味」 
講師:井戸田一郎さん(しらかば診療所)
病院を受診するとき、 自分のセクシュアリティを言う必要を感じますか? パートナーが病気になったとき自分はどう振舞えばいいのか戸惑ったことはありませんか。セクシュアリティと医療のことを一緒に考えましょう。
 
●「性同一性障害のための精神科利用講座」  
講師:土肥 いつきさん (まんまるの会:関西医大病院ジェンダークリニック受診者の会)
   織田 裕行さん (関西医科大学 滝井病院 精神神経科 医師)
性同一性障害の受診に関する疑問ありませんか。なぜ、精神科受診が必要なのか。精神的に弱っていることを話すと診断がおりないって本当? 診断だけではない、人生を共に考える精神科の利用法を考えましょう。
 
主催:QWRC(Queer and Women’s Resource Center)
QWRCは、LGBTI等、多様な性を生きる人々のためのリソースセンターです。
連絡先:info@qwrc.org  URL: http://www.qwrc.org/
 
*2010年度ファイザープログラム〜心とからだのヘルスケアに関する市民活動事業助成事業
 (助成期間:2011年1月〜2011年12月)
*後援:社団法人 大阪市人権協会

2011年6月21日