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HIV/AIDSはどうなんですか?

AIDSの広まりが当初最も顕著だったのは、同性愛者・両性愛者の男性、そして注射器を使いまわす麻薬使用者でした。しかし、今は、どこのどんな人でもAIDSの脅威にさらされています。

そのため、親のみなさんにはHIV/AIDSについて関心を持っていただきたいのです。我が子が同性愛者であるか、異性愛者であるかに関わらず、全ての親に。お子さんがきちんとAIDSの感染経路や予防法を理解しているか、そこをはっきりさせていただきたいのです。

10代の性行動はより低年齢から活発になっており、AIDSの感染がいまだに拡大している状況です。ですから、親はAIDSの危険から目を背けたり、「うちの子に限ってそんなことはない」と思ったりすることはできないのです。

もし、お子さんが現在HIV陽性だったり、AIDSだったりした場合、お子さんは親の手助けを、今最も必要としています。そして、知っていただきたいのは、「あなたは独りじゃない」ということ。医学的、心理的、身体的治療において、手助けをしてくれる地域的・全国的機関は非常に多く存在しているからです。

PFLAGは、あなたと同じような状況にいる他のご家族を紹介できますし、あなたのニーズにあった情報も提供できます。お探しの方は、PFLAG本部へお電話いただくか、ウェブサイトに掲載されている最寄りの連絡先を見つけてください。ここまでくれば、お子さんとの関係がより良くなることでしょう。ですが、それと同時に、ご家族が学ばなければならないのは、お子さんの健康が変化することによる、身体の状況・心の状況にどう対応していくか、ということです。