NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会のトップページへ戻る

我が子は自分の家族をもてるのでしょうか?

世界中で同性カップルが永続的な家族単位を形成・構築しています。そして、多くの同性カップルが式を挙げて、お互いのパートナーへの献身を祝い、二人の関係を友達や家族と分かち合っています。2006年現在、同性婚はマサチューセッツ州で法的に認められており、バーモント州やコネチカット州では州法の下で、(同性間の)シビルユニオン制度を定めています。これは、婚姻と類似した権利を提供する関係性を、(同性間カップルに)つくる制度です。

他の国に目を向けると、同性婚が法律で認められているのは、スペイン、ノルウェー、オランダ、南アフリカ、カナダです。また、多くの国が同性カップルにも、権利と(もしくは)シビルユニオン制度を提供しています。そして、IBMやアメリカン・エキスプレスのように、同性カップルを他の婚姻カップルと同じように取り扱い、同性愛者・両性愛者社員のパートナーに医療保険を適用する企業も増えています。

多くの同性カップルは、ともに子どもを育てています。子どもをもうける為に人工授精を利用するカップルもあれば、過去の異性愛関係でもうけた連れ子を一人で育てたり、新しいパートナーと一緒に育てたりするゲイ、レズビアン、バイセクシュアルの人達もいます。社会の態度も変わり続けており、同性愛者カップルによる養子縁組も広まりつつあります。