NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会のトップページへ戻る

心理的な問題

トランスの子どもは、どこにいても差別に遭うため、気持ちが萎縮し、他の人と違う自分の性をとても恥ずかしく思います。この状態を放って置くと、鬱や自殺念慮や物質濫用(アルコールや麻薬中毒)に至ることがあります。

成長するにつれ、トランスや性別不合の子どもは、傷ついた自尊心によって社会に蔓延する差別を内面化し、自己嫌悪に苦しむ大人になりがちです。反対に、愛され支えられると、この心理的自傷を負わずに済むようです。

私たちは過去35年間、ゲイ、レズビアン、バイセクシュアルの子どものために、市民および学校関係者の教育と啓蒙を続けて来て、大きな進歩を遂げました。これからは、トランスと性別不合の子どものために、市民に正確な情報を提供し、より安全な社会、より手厚い福祉を実践しなければなりません。