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苦闘と解決

「新しい年にどんな不測の事態が起きようとも、道を塞ぐ障害を正視し、乗り越えられるという自信がある」と、クリスティンはクリスマスの夜の日記に書きました。夫がゲイ。人生の転機になった日記の文句を覚えています。「57歳の誕生日にやっと大人になれたのです」とクリスティンは語りました。

異性愛配偶者の例に漏れず、夫がゲイである事実を受け入れ、関係を回復するまで、クリスティンにとって長い辛い道のりでした。異性愛配偶者が立ち直るまでにかかる時間は、人によって違いますが、普通、早くて2年、遅くて6年かかると言われます。苦しんだあげく、やがてどんな困難も克服できるという自信が生まれるまで、過程はほぼ共通しています。段階が時には重なったり、順序が違ったりすることもありますが、概ね、以下のような道を辿るでしょう。