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平田俊明(精神科医:京都文教大学・しらかば診療所)
2010.8.25 UP
(AGP Association of Gay Professionals in Counseling and Medical Allied Fields : 同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議)
LGBTを取り巻く問題は、当事者だけで活動していてもなかなか広がりが限定され活動にも限界があるように私は思います。当事者でない人にもいかに関わってもらえるか(そこからいかに広げていけるか)が鍵であるように思います。その意味で、親御さんの活動というのは、当事者と非当事者をつなぐ大きな役割を果たし得るように思います。
親にカムアウトしていない当事者にとって、「つなぐ会」のような親御さんが主体となって活動している団体があり、息子・娘のセクシュアリティを受容している親御さんの存在を確認できることは何よりも心強いことです。「つなぐ会」は日本版P-FLAGになっていくことでしょう。日本各地に「つなぐ会」支部ができていくといいですね!
これからも地道な活動を続けていって下さい。応援しています。
(LGBTの家族と友人をつなぐ会第9回ゲストスピーカー;2007年4月6日)
(LGBTの家族と友人をつなぐ会in東京9月ゲストスピーカー;2009年9月6日)