「セクシュアル・マイノリティ支援のための連続講座」
昨今、同性愛者や性同一性障害者など、多様な性と性別を生きる者の存在が次第に社会で認識され始めている。
しかし、当事者は偏見を恐れて、学校や相談機関に相談しないか、
しても、社会や人々の認識が、性別に違和感のない異性愛者を前提にできているために、
うまく相談が伝わらなかったり、制度を使うことが困難な場合がある
この講座は、相談しやすい体制づくりのため
①相談業務を行っている人たちにセクシュアリティの多様性を伝え、各現場で活かすこと
②セクシャル・マイノリティの専門相談員が自殺念慮や生活相談に対応すること
を目的としています。
:スキルアップコース:==================================================
日 曜日 時間 回 テーマ
◆7月27日 (土)
・10:00-12:00 1 セクシュアリティの多様性 性別ってなに
・13:00-14:30 2 学校で生き抜くために 教職員とともに
G-FRONT関西トランスサロン:塩安九十九
・14:45-16:15 交流会 (受講者同士の交流会)
◆7月28日 (日)
・10:00-12:00 3 セクシュアル・マイノリティの話をきく・自分を守る
・13:00-14:30 4 精神障害を抱えて生きるとは
・14:45-16:15 5 「死にたい」と言われたら
九段心理臨床オフィス 臨床心理士、しらかば診療所精神科医師:平田俊明
◆8月3日 (土)
・10:00-12:00 6 セクシュアル・マイノリティと家族
QWRCスタッフ:コジ
・13:00-14:30 7 働くことへのサポート
ハッピートライアングル:アキ、山口雄史
・14:45-16:15 8 性同一性障害の医療
関西医科大学附属滝井病院 精神神経科:山田 妃沙子
◆8月4日( 日)
・10:00-12:00 9 身近にあるDVを考える
・13:00-14:30 10 性暴力とその後を生きる
DVサバイバー支援いくの学園:ステファン・ラル
【対象者】セクシュアル・マイノリティの相談を受けたことのある人、もしくは関心がある人
【定員】1回30名程度
【申し込み】事前申し込み7月13日(土)20:00まで →tayousei_sien@yahoo.co.jp
必要事項:1名前. 2.メールアドレス 3.所属(あれば) 4.どこで知りましたか
5.すべての回の参加が難しい場合は、参加希望の回をご記入ください。
交流会は当日申込みです。料金別途。
【参加費】各回1800円(10回で18000円) (当日払い) 【当日連絡先】080-3105-9149
【会場】 大阪医療技術学園専門学校 住所:大阪市北区東天満2-1-30 http://www.ocmt.ac.jp/
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:スーパービジョンコース:
相談現場での通常のバイズでは満たせないセクシュアリティに関することを
カバーするためにスーパービジョンコースを設定します。
このコースでは、能力・経験を高めるとともに
相談員自身が問題を抱え込みバーンアウトしないように
相談員自身のケアも視野にいれています。
++バイザー++ 平田俊明 ++
1994年にLGBを支援する目的で、AGP(同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議)という、対人援助職を主とする団体を立ち上げ、電話相談業務などを行なう。
2007年には、「LGBTフレンドリー」なクリニック、「しらかば診療所」の立ち上げに関わり
立ち上げ以降、臨床心理士、精神科医として勤務している。
現在は、「九段心理臨床オフィス」という私設相談室でのカウンセリングをメインに活動している。
【対象者】すでに相談の現場を持っている人。セクシュアル・マイノリティからの相談経験があるもの。 且つ、スキルアップ講座を受講した方(一部でも可)
【参加人数】10名程度
【参加費】 2000円/回
【申込み】事前申し込み:tayousei_sien@yahoo.co.jp
【開催時期】 計7回 2時間程度 9月〜3月
第四日曜日14:30− 2時間程度 (3月のみ3/9)
【場所】大阪市内
:主催: QWRC(Queer and Women’s Resource Center)
LGBT等、多様な性を生きる人々のための自助・支援センター
相談員育成プロジェクト
:助成:倶進会