これはPFLAG（アメリカにあるLGBTの家族・友人の会）のニュースレターに掲載されていたある母親の詩です。私たちはこの詩に込められた親の思いに共感し、当事者のみなさん、そして社会のみなさんに伝えたいと思い、四つ葉のクローバーを当会のロゴに起用しました。

 “私たちのほとんどは、普通見過ごされてしまう、三つ葉のクローバーのような存在ですが、その中に、時折四つ葉のクローバーのような人がいます。四つ葉のクロ-バーは珍しく、私も子どもの頃何時間もかけて探したものです。たまに見つけると、押し葉にして、宝物として大切にとっておきました。

…私の子どもは、四つ葉のクローバーのようです。性的指向はたまたま私と違っていますが、私にとっては、大切に守ってあげたい宝物です。四つ葉のクローバーは不自然なものではありません。ただ、珍しくて、大勢とは違っているだけです。私は、それから葉を一枚もぎとって三つ葉のクローバーに見せかけたいとは決して思いません。”

日本語訳　かじよしみ