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10月の定例ミーティングは午前中に学習会(参加費無料)があります。
今回の学習会のテーマは、「包括的性教育」です。
包括的性教育とは、いわゆる「性教育」と聞いて想像する内容に加えて、ジェンダー平等、性の多様性、人権、自己決定の権利などを包括的に学ぶ教育のことです。UNESCO(ユネスコ)からは、包括的性教育をすすめる際の手引きとなる「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」が発行されています。
ガイダンスには、5歳から18歳まで、段階にあわせて、どんな学びが必要になるかが示されています。
例えば、5~8歳で学ぶ項目には、下記のようなものがあります。
- 世界中に、たくさんの異なる種類の家族の形があります。▶ママふたり、パパふたりの家族がいることも伝えられます。
- すべての人は個性的で価値ある存在であり、尊厳と敬意をもって扱われる権利があります。▶「性のあり方に関するからかいは、尊厳を傷つけることで、してはいけないこと」という内容も学べます。
- すべての人に人権があります。▶自分も、周囲の人も、かけがえのない存在であることを学びます。
包括的性教育において、「性のあり方が人権であること」と、「多様性」は重要なコンセプトとなっており、年齢にあわせて、SOGIEやLGBTQに関することも学ぶ項目に入っています。日本でも、2025年春から、すべての小学校教科書に多様な性に関する記述がのりましたが、すべての子どもが「性の多様性」を学べるように、という点から見ると、まだ道半ばです。
子どもも大人も、自分の人生で主体的な選択をするためには、十分な知識とスキルを身につけることが重要です。
「包括的性教育」とすべての人の人権が尊重される場づくりについて、皆さんで学んでみませんか?
◆お申込み方法
①参加ご希望の種別 ( ①終日 ②学習会のみ ③交流会のみ)
②参加者名 ( ニックネーム可)
③参加人数
④連絡先
をご記入の上、下記の申込み先アドレスからメールをお送りください。
メール申込先: fukuoka@lgbt-family.or.jp