6月の東京は、江東区の後援を得て、LGBT共生団体Allyの森、産業カウンセラー自主勉強会2007とのコラボによるセミナー&交流会です。
東京では、都のパートナー宣誓制度が発足した勢いにより都内自治体が続々とパートナーシップ宣誓制度をスタートさせています。(令和6年4月現在13区10市) それに伴い、「自分の住む街でパートナーシップ宣誓制度が始まったら、何が変わる? 私たちの未来はどう変わる?」をテーマにセミナーを開催します。
前半は、パネラー4名がそれぞれの立場から語るパネルディスカッション、後半は参加者交えてのフリートークとなります。誰もが幸せに暮らせる未来を語り合うひと時に、皆さま是非ご参加ください🍀
▶日 時 6月2日(日)14:00~16:30
▶ 会 場 江東区産業会館第5展示室
▶ 定 員 50名(先着順)
▶ 申込:受付専用サイト https://forms.gle/TQ2srVNUKBhkmaCg7 (上記QRコードからお申込みできます)
▶ お問い合わせ 事務局/sangyo2007@yahoo.co.jp
▶ 参加費 無料
【終了しました】
6月ミーティングはパネルディスカッション+フリートークセッション
パネラーは、専門職の方、当事者、家族、Allyの4名。定員50名のところ申し込みはほぼ埋まり、活況の対話交流会となりました。
キーワードは、
「対話」による相互理解こそ、多様な社会のための揺るぎない幹
パートナーシップ宣誓制度の導入は、徐々に進んではいる。法的な権利保障がない分、制度の役割への期待や認識は様々だ。
今回、LGBT当事者とその家族とAllyが認識の壁を越えて「対話」する中で、パートナーシップ宣誓制度導入がもたらす社会的な影響について考えた。
どうすることがダイバーシティ社会につながるのか?
自らが描くダイバーシティ社会について、様々な立場から考えたパネラーからのコメントは重い。
💛現行のパートナーシップ宣誓制度は十分とは言えない。だが、LGBTの存在を認知し考えてもらえるきっかけにはなっている。制度の定着よりも行政の実務が、より現実的な対応になって来ているが、家族を形成したいと願う当事者パートナー同士には、最終的には法改正が待たれる。
💛結婚そのものに拘らない。パートナーとの生活のための制度利用は考えていない。 言葉のキャッチボールから、LGBTと云うくくりを超え、一人の人として受け止める関わりが普通となる、当事者との共生が可能な社会に早くなって欲しい。
💛親は子の幸せを思うが故に、当事者の子のあるがままでありたい生き方を受け止め切れずに苦悩するケースがある。 子が自分らしくあるがままであれることの幸せを受け止め、応援する一番身近なAllyでありたい。ダイバーシティな家族関係の延長にダイバーシティな社会が実現する。
💛非当事者Allyとしてできることをシンプルに考えるようにしている。Allyであることを、臆せず表現すること。ダイバーシティ社会を創ることに繋がる関わりや行動に、できる限り参加すること。ダイバーシティ社会の実現には「対話」による認知の広がりと相互理解が不可欠。「対話」推進の機会に参加できることは、Allyとして誇り。
次回8月ミーティング(8/4)は、通常の対話集会の開催となります。
親もまた、ありのままの自分を見つめる時間が必要です。 安心、安全な場での語りの輪の中で、自分が納得行く道を見つけてください。