来る10月11日（土）、久々にシンプルな交流会を開きます。

今回は定員15名のこじんまりとした会になります。どんなことでも話せるよう、安心、安全な居場所づくりを心がけています。

LGBTQ+当事者及びご家族の方、同僚、ご友人等、LGBTQ+を理解したい、Allyになりたい方ならどなたでも参加できます。

LGBTQ+のお子さんの将来に不安を感じている保護者の方、家族関係で悩まれている当事者の方、どんな困り事でもこちらの居場所で吐き出してみましょう。この道の先輩が体験談を語られた時、自分だけが悩んでいるわけではないことを知ることができます。また、様々な背景を持つ参加者の言葉で救われることもあり、帰る時には、心が軽くなっていることでしょう。

引きこもって堂々巡りをするよりも、自分とは異なる視点からの声を聴いてみませんか？

👉日　時　　2025年10月11日（土）　13：30～16:00

👉会　場　　東京ボランティア・市民活動センターC会議室　　（飯田橋セントラルビル10F）

東京メトロ飯田橋駅「B2b」出口よりセントラルプラザ1階に直結。

👉定　員　　15名（参加希望の方はあらかじめお申込み下さい。仮名可）

👉参加費　　500円

👉申込先　　✉/tokyo@lgbt-family.or.jp 📞/090-9876-2423  (不通時はSMSで）

🍀会場へのお問い合わせはご遠慮ください

【終了しました】

今回は、ご家族は勿論、当事者の方も多数ご参加くださいました。
そのせいか、参加者同士でのやり取りがいつにも増して盛り上がり、皆さん得るものが多かったのではないでしょうか。

不安や心配の感情が先に立ってしまって、ご自身のお子さんの言葉は冷静に聞けないご家族は多いでしょう。
一方で、ご家族からの質問には素直に答えられないお子さんもいらっしゃると思います。
また、ご家族の気持ちを聞いたことがない当事者の方や、同じ立場の方とお話ししたことがない当事者もご家族も大勢いらっしゃいます。

そんな中、限られた時間ではあっても、お互いに疑問や感想、想いを伝えあえる機会が少しでもお役に立てていたら幸いです。

印象に残ったこととして幾つかご紹介いたします。

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親御さんにだけ話せていないと仰る当事者の方から、「ここに参加されているご家族は、お子さんとの関係性が良く、信頼されているからこそカミングアウトされていると思う。羨ましいです。」との趣旨のご発言があり、深く頷いてしまいました。

就職、結婚、子どもを持つことに関して、やはり多くの親御さんが心配されています。
セクシュアリティそのものは受容できたとしても、将来阻まれるであろう様々な壁を想像すると、そう簡単には後押しできないと感じてしまうご家族のお気持ち、無理もありません。
ただ、企業や社会の理解は進んできているし、これからも更に進んでいくと信じたい。
そして、親子であっても価値観は人それぞれ。
「幸せって、それだけじゃない」「親御さんが子どもに望む、一人前の大人として自分以外にも責任を持つ生き方、他にも色々あると思います」と、当事者の方が力強く仰っていました。

グループディスカッションでは、「子どもの価値観を否定することなく寄り添いながら、家族としても勉強し知識や価値観をアップデートしつつ、対話を繰り返していくことが大切」といった辺り、3つのグループでいずれもお話が出ていたようです。
より良い関係性を築くためには、諦めず対話を続けていくことが鍵ですよね。

パートナーの方とご一緒に参加してくださった幸せそうな大学生、「絶望していた時期もあったけれど、明るく楽しい幸せは絶対にある」とお伝えくださった若い社会人など、当事者の方々の笑顔や自信を持って歩まれている人生に、喜びと誇らしさを感じました。

そして、いらした時よりも少し柔らかな表情でお帰りになるご家族の方々。
ゆっくりでも、回り道でも、どうか歩み続けていただけたらと願っています。

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急に寒くなってきました。
相手の幸せを願う心からの対話で、ほっこり温め合えるといいですね。　Y